新型ロータス・エヴォーラ400を11月10日より発売開始

・ロータスがお届けする全てが新しい超高性能なスポーツカー
・ロータス史上最速でパワフル
・従来よりもさらに軽量化と効率化を実現

エルシーアイ株式会社(代表取締役社⻑:高橋一穂、東京都大田区)は、ロータス・エヴォーラ400の販売を、2015年11月10日より全国正規販売代理店にて開始致します。

新しいロータス・エヴォーラ400は、純粋でかつ究極のパフォーマンスにフォーカスした、ロータスがお届けする最も新しい超高性能スポーツカーです。伝説ともいうべきロータスのベンチマークであるハンドリングと高度なパフォーマンスを持ち合わせています。これまでのロータス・エヴォーラモデルよりさらに早くダイナミックな性能を備え、さらなる敏捷性と積極的なドライビングを可能にします。

最高速度は時速300km、わずか4.2秒で時速100kmへ加速します。この新しいロータス・エヴォーラ400は、ノーフォーク州のロータス本社があるへセルのテストコースで行われた走行テストにおいて、従来モデルより6秒も早い輝かしい記録を達成したのです。

ロータス・エヴォーラ400は、全体のおよそ3分の2以上の装備が一新され、ミッドシップに搭載されるインタークーラー付3.5リッターV6スーパーチャージャーエンジンは最高出力298kw(406PS)、最大トルク410Nm(40.2kgm)を発揮。新しいアルミ構造のシャシーには新たなインテリアが組み込まれ、軽量化したコンポジットボディはフロントとリアを大幅に変えています。

新しいロータス・エヴォーラ400は従来モデルより速いだけでなく、ロータスのコア・バリューに従って、入念かつすぐれたデザインとディテールにこだわることで、22kgの軽量化も実現しました。従来に比べさらなるパワーとより高水準のスペックを持ち合わせたスポーツカーでありながら、重量軽減も実現できたことは、なによりも印象深いことです。新しいロータス・エヴォーラ400の使命について、グループ・ロータスのCEO、ジャンマルク・ゲールズ氏は、「すべてのロータス車に求められていることは、ハンドリングにおいてベンチマークとなること、A地点からB地点まで最速で移動できること、そしてドライバーに純粋で積極的なドライビングを提供することです。まさにこのロータス・エヴォーラ400は、これまでに生産されたロータス車の中で、最速のロードゴーイングカーであり、さらなるコストをかけて作られた車のみが値するパフォーマンスを提供します。超高性能なスポーツカーのパフォーマンスにふさわしいスーパー・スポーツカーの風貌をたたえているのです。」と述べています。

同氏はさらに、「より良い車を生産するには、より速くて軽い車を作らなければならないといつも言ってきました。我々はもちろんその目標は達成しましたが、そこにとどまらず、インテリアやシャシー、エンジンにボディーデザインといった数々の装備を変えることで、まさに新星ロータス・エヴォーラというタイトルにふさわしい車を作り上げたのです。」と続けています。

ロータス・エヴォーラ400の詳細:
車両本体価格:
エヴォーラ400/MT/13,554,000円(消費税込)
エヴォーラ400/AT/14,061,600円(消費税込)

超高性能なパフォーマンス
・ロータス車のなかで最速、従来モデルより6秒も速い結果をへセルのテストコースで達成
・エアロダイナミック・ダウンフォースは時速242kmで32kg

エンジン出力はエヴォーラSの257kw(350PS)/7000rpmから298kw(406PS)/7000rpmへ増加。スーパーチャージャー装備によってボトムエンド・トルクが向上し、410Nm(40.2kgm)/3000rpm-7000rpmという数値をたたき出しました。すなわち、わずか4.2秒で時速100kmへ加速を可能にします。トラクションスリップの閾値(ドライブ、スポーツ、レースモード)は、ドライバーがスイッチで選択、変更できる仕組みとなっており、ドライバーがコントロールする幅を増やします。スポーツモードとレースモードはスロットルレスポンスを向上させます。

ロータス・エヴォーラ400は、最高速度が時速300kmで、スーパー・スポーツカーに期待されている上質なパフォーマンスを提供するハイレベルな車です。ベンチマークとなるへセルのテストコースでのラップタイムは6秒も縮まり、驚異的な結果を納めました。より高いエンジン出力、スプリングとダンパー設定の修正、LSD機能、そしてダウンフォース値が時速150マイルにつき32kg(時速242km)を達成したことが主な理由です。ダウンフォース値はフロントでは12kg、リアでは20kgで、ロータス・エヴォーラ400のフラットフロア、軽量コンポジットリアディフューザー、スリーエレメント・リアウイングおよびエアフロー管理によって得られた成果といえます。
現代の高性能なスポーツカーに求められている高級感あふれる備品や装備にもかかわらず、ロータスは軽量でありかつダイナミックであるという使命に忠実であり続けます。エヴォーラ400の車両重量は(オプション無しで)わずか1,395kg(AT1,425kg)であり、従来のエヴォーラモデルより22kgの低減に成功しました。

パワートレイン
・LSDがマニュアルトランスミッションの標準装備に
・インタークーラー付3.5リッターV6スーパーチャージャーエンジンでさらなる出力とトルクの発揮

新しいロータス・エヴォーラ400は3.5リッターV6エンジンだけでなく、新しいスーパーチャージャー、水冷式インタークーラーとエンジンマネージメントシステムを装備。出力は257kw(350PS)から298kw(406PS)と16%増。トルクも400Nmから410Nmへ増加し、最大トルクは3000rpmから7000rpmで発揮できます。

出力が56PSも増加した理由は、スーパーチャージャーを増強させ、(容積が1.32L/rpmから1.74L/rpmへと拡大)新たなインタークーラーを使用、そしてエンジンマネージメントをアップグレードさせたことにあります。新しいエンジンマウントは、従来のロータス・エヴォーラモデルよりも5.6kg軽く、リアのサブフレームにも修正を加えたことで、エンジンコントロールが良くなり、ビークル・ダイナミクスが改善しました。

マニュアルトランスミッションの改善を何度も行い、シフトチェンジの質を向上させました。新しいクラッチディスクと軽量フライホイールは迅速でしっかりとした手ごたえのあるギアチェンジを約束します。オートマチックトランスミッションは、新たなシフトフィーリングと同時に、ステアリングホイールに取り付けられた軽量アルミ製パドルを使ってギアチェンジが可能となります。マニュアルトランスミッションには、トルセン式LSDがリア軸に標準装備され、より積極的なドライブ、より良いトラクションを提供、さらに好調なラップタイムをたたき出します。

ブレーキとタイヤ
・軽量化した鋳造ホイール(鍛造ホイールはオプション設定)
・新しく、より大型でパワフルなブレーキ

ブレーキは新しい、よりパワフルな2ピースのクロスドリルド・ベンチレーテッドブレーキディスクです。フロント直径サイズは370×32mm、リアは350mm×32mm。(従来のエヴォーラモデル:フロントは350mm×32mmリアは332mm×26mm)。

そしてなんといっても軽量鍛造アルミホイールはフロントが19でリアが20。従来のエヴォーラモデルより3.3kgも軽く、ミシュランパイロットスーパースポーツタイヤ(フロント235/35×ZR1991Y;リア285/30×ZR2099Y)に組み込まれています。このタイヤは車両の安定性やグリップ性能を高めるだけでなく、クラスをリードするドライビングダイナミクスの質を全体的に向上させています。

エクステリア
新型エヴォーラ400は、まさに超高性能なスポーツカーのステータスにふさわしい魅力的なビジュアルに溢れています。

新しいフロントエンド:
大胆で、レースという目的を意識したフロントエンド、バンパーデザインにはより大きなエアインテーク組み込まれています。

新しいリアエンド:
新しいリアバンパー、軽量化したコンポジットリアディフューザー、スリーエレメント・リアウイング
2種類の新しい軽量化ホイールデザイン(鍛造と鋳造オプションあり)
新しいドアーミラーデザイン

全体的な効果として、より車高が低く、ワイドで、路面にぴったりと貼りついたような印象を与える、さらにアグレッシブな風貌の車が生まれました。実際には従来のエヴォーラモデルと比べて、全幅は変わっていません。全⻑は27mm)⻑くなり、4385mmです。アプローチアングルは、11.5度から10度へ低減、エアロダイナック・ダウンフォースが良くなりました。

ロータスのデザインチームリーダーのラッセル・カー氏は新しいエヴォーラ400を個性溢れるトレードマークともいうべき車に仕上げることにこだわりました。「我々は、究極のパフォーマンスにさらにフォーカスし、目的をより意識したフロント形状こそ、現代のスーパー・スポーツカーに不可欠だと確信していました。我々には高品質で革新的なデザインを創出したいという強い思いがあり、総合デジタル・デザインプロセスがその熱意を実現可能にしてくれました。最先端技術であるフライス加工および3-Dプリンタ設備を駆使しながら、コンピューター上のデータを素早く物理的なモデルへと変換することができたのです。」

車両のフロント部分は伝統的な『ロータスの口』ともいうべき部分で、その進化を特徴づけています。フォルムそして機能という面からパーフェクトなバランスをもたらします。大き目のサイドインテークは、路上での見栄えだけでなく、298kw(406PS)エンジンを冷却し、エアロダイナミック・ダウンフォースを増強させるという技術的な要件も満たします。

リア部分は、幅広でパワフルな印象を与えるとともに、エアロダイナミックの効率性を考慮した作りになっています。コーナーがシャープな形状になり、幅の広さを最大限に感じさせるとともに、風を切るような感覚を与えてくれます。特徴的なスリーエレメント・リアウイングと新しい軽量コンポジットリアディフューザーによって、ダウンフォース値は時速242kmで32kgという驚異的な数字を計上しました。

エヴォーラ400の全面投影面積は(1.91m²で)増えていませんが、CD値が若干上がり、0.33から0.35となっています。これは主に、エンジン出力の大幅な増加により、冷却要件を満たす必要があったからです。しかしながら、エアロダイナミック・ダウンフォースは見事に向上しました。速度別に計測しても、ダウンフォース値はすべて従来のロータス・エヴォーラモデルのおよそ2倍となっています。例えば、エヴォーラ400は、時速242kmのダウンフォース値が32kg(フロントでは12kg、リアでは20kg)です。従来のエヴォーラSはフロントで6kg、リアで10kgとなっています。

インテリア
・新しく改良されたインテリア
・キャビンの乗降性が向上

広範囲にわたって改良を行った結果、ロータス・エヴォーラ400のインテリアはすべて一新されました。軽量化と高品質に配慮しつつ、エレガントにかつ機能的にデザインされたインテリアは、目を見張るような外観にぴったりマッチしています。

ハイテクな押出し結合アルミ構造のシャシーは、新星ロータス・エヴォーラ400のコックピットからの乗り降りを改善するためにデザインし直しました。サイドシルは従来のエヴォーラモデルと比べ、横幅が43mm狭まり、高さは56mmも低くなりました。シャシーはねじれ剛性(27,000Nm/度同硬度のまま)や曲げ剛性のグレードを下げることなく、大幅に改良することができました。乗降口とコックピットのスペースは、高い品質で、軽量化した幅狭なドアインナーパネルを導入したことで、より広くなっています。

新しいフロントシートはすべて軽くなり(それぞれ3kg)ドライバーと助手席の同乗者を快適にサポートします。後部座席は従来のロータス・エヴォーラモデルより280mm幅広となっていて、後部座席の重量も3.4kg低減されています。手作りのスポーツカーとして、3種類のトリムレベル全てにオーダーメイド感があふれています。全てアルカンタラ、ないしはスコティッシュレザーを使用することで、トリムがアップグレードされました。それぞれにきめ細かなトリムが施されています。使用している素材だけでなく、新たなドアケーシング、センターコンソール、そしてリアに確保されたスペースからも、キャビンへの乗り降りを容易にするために、真剣に改良が進められてきたことが伺えます。

快適さと使いやすさも劇的に改善しました。レイアウトが一新されたダッシュボードでは、新しいHVACシステムにより、より快適なエアフローが提供され、簡単な操作が可能です。

キャビンの特徴は軽量マグネシウム製のステアリングホイールで、ドライバー志向の車としてふさわしい作りとなっています。レースにインスパイヤされた赤のポジションストライプと、黑地に白というシンプルかつ明瞭なメーターパネルが取り付けられています。スイッチギヤの触り心地や使いやすさも大幅に向上しました。ダッシュボードを上部中央にもってきたことで使いやすさが増し、ロータス・エヴォーラ400には初のエンジンスタートボタンが採用されています。車内エンターテイメントシステムが標準装備され、最新の軽量かつスリムなドアスピーカーが新しいドアケーシングに埋め込まれています。Aピラーに取り付けられたツイーターは改良され、良質な音響を再生します。

製造
・イギリスのへセルで手作業による組立
・高品質で効率的な製造過程

新しいロータス・エヴォーラ400は、ノーフォーク州へセルにあるロータス本社で製造されています。トレーニングを受けた高いスキルを持つマシンオペレーターや熟練工は、手作業で車両の組立を行い、組立完成車すべてに走行テストを実施しています。

軽量化は、車のあらゆる部分を通じて、主にディテールにこだわることで実現させました。精確にデザインされた基部、正しい素材の選択、そして可能な限り、多機能性を重視することこそ、まさにロータス的アプローチといえます。へセルのロータススタッフは全員、ロータスの「ライトウエイトラボ」において、各ロータスモデルの軽量化に貢献する機会が与えられています。構成部品一つ一つを入念に検査して、「軽量化が可能な」部分を見つけ出すのです。新しいロータス・エヴォーラ400に対する世界的な規模の需要に答えるため、今後はロータス車全体の生産を増やす予定です。現在の組立生産量は週45台となっています。

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