ル・マン24時間レースを運営するフランス西部自動車クラブ(ACO)は12日、2012年からスタートする世界耐久選手権(WEC)の日程を発表した。ル・マン24時間を含め全8戦で、日本でも富士スピードウェイを舞台に9月30日に行われることになった。
来季からスタートするWECは、今季まで行われているインターコンチネンタル・ル・マン・カップをベースにLMP1、LMP2、LM-GTEプロ/アマの4クラスで争われるスポーツカー耐久の世界選手権。アウディやプジョーのワークスチームが参戦を表明しているほか、2012年からスポーツカーに復帰するトヨタもこの中の数戦への参戦を表明している。
ついに発表されたカレンダーには、ル・マン24時間のテストデーも含むカレンダーが記載されており、開幕戦は多くの予想どおりセブリング12時間に決定。ベルギーのスパ6時間を経てル・マンテストデー、そしてル・マン24時間決勝へと続く。
次いでシルバーストン、そしてこれまでILMCが行われていなかったブラジル・サンパウロのレースが決定。これまでも噂に上がっていた日本でのレースがついに実現することになり、第6戦として9月30日に、富士スピードウェイで開催されることとなった。レース名は『マウント・フジ6時間』だ。
その後バーレーン、開催地未定ながら中国で最終戦というスケジュールが組まれたILMC。今季までILMCの一戦に組み込まれていたALMSのプチ・ル・マンはカレンダーに入っていない。