ALMS第2戦セント・ピータースバーグの決勝が4日に行われ、ハイクロフト・アキュラが今季初優勝を挙げた。
IRLと併催で行われている第2戦は、シーズン最初の市街地戦。参加台数こそ寂しいものの、アキュラ勢同士の戦いに注目が集まった。
1時間55分レースとなった決勝を制したのはハイクロフトの9号車(ブラバム/シャープ)。ポールからスタートしたド・フェランの66号車(ド・フェラン/パジェノー)が序盤はリードしたが、電気系のトラブルで脱落。その後は、ピットインのタイミングでLMP2のフェルナンデス・アキュラ(フェルナンデス/ディアス)に一時リードを許すものの、すぐさま首位を奪還すると、最後は32秒150もの大量リードをつけてアキュラのニューLMP1マシンに記念すべき初優勝をもたらした。
LMP2クラスは、スピードに優るフェルナンデス・アキュラがダイソン・マツダの2台をスタートから圧倒し開幕2連勝。GT2クラスは、ポルシェ911の45号車(ベルグマイスター/ロング)がポールスタートだったフェラーリ430を序盤に交わし、終盤に追撃してきたBMW M3勢も退け優勝を飾った。
次戦は4月18日にロングビーチ市街地コース。2戦連続でIRLとの併催になる。
ル・マン/WEC ニュース
ALMS:第2戦、ハイクロフト・アキュラが逆転勝利
