スーパーGT500クラス、GT300クラスに参戦するARTA Projectは2日、2012年のチーム体制について明らかにした。今季もGT500はARTA HSV-010、GT300クラスはARTA Garaiyaという2台で参戦する。
鈴木亜久里プロデューサー率いるARTA Projectは、今年でスタートから15年目という節目の年。GT500クラスではすでにホンダから明らかにされているとおり、ラルフ・ファーマン/小林崇志というコンビで戦う。
このコンビネーションについて亜久里プロデューサーは「今年は、マシンのセットアップと若手ドライバーの育成を担ってもらうためにファーマンに戻って来てもらうことにしました」と語っている。
また、GT300クラスでは昨年同様、ガライヤを高木真一/松浦孝亮のふたりがドライブすることに。タイヤもブリヂストンタイヤを継続と、2011年と同様のパッケージで挑むことになった。マシンのカラーリングはHSV-010、ガライヤとも昨年とは大きく変わらず、オートバックスのお馴染みのカラーリングとなる。
ARTA Projectではまた、田中哲也、金石年弘、伊沢拓也、塚越広大、山本尚貴、野尻智紀という6人のドライバーをサポート。さらに、モータースポーツのグラスルーツの活動であるF.O.S.活動や育成部門、カート部門での活動も継続し、ドライバー育成に努めていくという。