8月31日に富士スピードウェイで決勝レースが開催されるアジアン・ル・マン・シリーズ(AsLMS)第2戦富士のエントリーリストが発表された。

 7月にインジェで2年目のシーズン開幕を迎えたAsLMS。第2戦の舞台は、富士スピードウェイだ。今回のレースには、3クラス合わせて7台がエントリーしている。

 2台が参戦するLMP2クラスには、OAKレーシング・チーム・トタルの1号車モーガン・ジャッド、そしてユーラシア・モータースポーツの27号車オレカ03・ニッサンがエントリー。OAKレーシングの1号車モーガンには、今季ル・マン24時間のLMP2クラスにラルブル・コンペティションから参戦し、アジア出身の女性ドライバーとして初めてのル・マン完走を果たした井原慶子が新たにドライバーとしてラインナップされている。

「OAKレーシングに再び加わることができて非常に幸せです」と井原。彼女は昨年、OAKレーシングからWEC後半戦に参戦していた。

「OAKの腕利きのチームメイトたちとレースすることをとても楽しみにしています。デイビッド(チェン)は昨年のチームメイトですし、ホー-ピン(タン)はフォーミュラBMW時代のライバルだったんです」と語った井原。母国レースを全力で戦うと意気込んだ。

「ホームレースであるアジアン・ル・マンの富士戦で全力を尽くします」

 FIA CN規定のプロトタイプカーで争われるCNクラスにはチーム・アヴェロン・フォーミュラと、クラフト-バンブー・レーシングの2チームがエントリー。そして、GTクラスはAAIラストラーダが3台体制で臨む。AAIからは土屋武士、松井孝允、谷川達也、阪口良平が参戦するほか、スーパーGTで活躍した経験を持つカルロ・バン・ダムも新たに名を連ねている。

 AsLMS第2戦富士は8月29日(金)に2度のフリー走行が行われ、30日(土)に予選、そして31日(日)に3時間の決勝レースが行われる。

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