アジアン・ル・マン・シリーズ第2戦は21日、富士スピードウェイで予選日を迎え、10時15分からフリープラクティス3が行われた。上位2台はLMP2クラスの2台が占めたが、3番手以下にはSGTクラスの車両がひしめくことになった。
前日のフリープラクティス1に続き、快晴で迎えたアジアン・ル・マン第2戦富士の予選日。この日は午前1時間のプラクティス2、そして午後は30分間の予選が行われることになるが、プラクティスはコースオープンから各車走行を重ね、予選、決勝に向けたセットアップを重ねていった。
途中、GTCクラスに参戦するAAIのマクラーレンにオレンジディスクが出されたり、SGTクラスのIWASAKI OGT Racing GT-Rのタイヤが外れたりといったトラブルはあったものの、大きなアクシデントはなく赤旗も出ないままセッションは推移していった。
LMP2クラスは、前日に続きKCMGの18号車モーガン・ニッサンがトップタイム。OAKレーシングのモーガン・ジャッドが2番手となった。その2.5秒後方からはSGTクラスのマシンがひしめくこととなったが、こちらは予選の白熱を予感させる僅差の争いとなった。
終盤、各車がタイムアップしていく中で、前日のFP1でもトップだったSUBARU BRZ R&D SPORTがここでもトップにつけるかと思われたが、終了間際にそれをかわしてきたのはエヴァRT初号機アップルMP4-12C。3番手には前日ギヤトラブルに見舞われていたARTA CR-Z GTがつけた。
GTCクラスは、クラフトレーシングAMRの007号車アストンマーチン・バンテージGT3がトップタイム。AFコルセの77号車が続いた。