アジアン・ル・マン・シリーズ第2戦は21日、富士スピードウェイで予選が行われ、OAKレーシングの24号車モーガン・ジャッドが、KCMGの18号車をおさえポールポジションを獲得した。SGTクラスはMUGEN CR-Z GTがクラスPPを獲得。総合3番手となっている。
やや雲が出たものの、午前に続き晴天の下迎えたアジアン・ル・マン・シリーズ第2戦富士の予選。この予選は30分間の走行で行われ、タイム計測の結果で順位を決める。コースオープンと同時にアタックを開始したのはGTCクラスの車両で、LMP2クラスやSGTクラスの車両は、多くが開始10分を過ぎてからコースインしてくる。
そんな中、アタックを開始したLMP2車両、そしてSGT車両が次々とタイムを更新していく。LMP2では、リチャード・ブラッドレーがアタックしたKCMGの18号車モーガン・ニッサンが1分34秒311でトップに立つも、OAKレーシングの24号車モーガン・ジャッドをドライブするクン・フー・チャンが少しずつタイムを縮め、残り7分というところで逆転してみせた。
SGTクラスは、平中克幸のGAINER DIXCEL SLS、土屋武士のOKINAWA-IMP SLSがまず1分38秒台に入れるも、直後武藤英紀のMUGEN CR-Z GT、高木真一のARTA CR-Z GTという2台のホンダCR-Z勢が浮上。これに佐々木孝太がドライブしたSUBARU BRZ R&D SPORTが続いてきた。
30分というセッションもあり、終盤にSGT車両はアタックを終了。そんな中、LMP2車両の2台はポールを争うべく、ラストアタックを展開する。しかし、両者とも逆転はならず。OAKレーシングがポールを獲得、KCMGが2番手となった。
SGTクラスはMUGEN CR-Z GTがクラスPP、総合3番手に。ARTA CR-Z GTが並び、SUBARU BRZ R&D SPORTが3番手とJAF-GT車両が上位を独占。GAINER DIXCEL SLSが4番手となった。GTCクラスは、終盤にリチャード・ライアンがアタックしたクラフトレーシングAMRのアストンマーチンがクラストップに。AFコルセのフェラーリ458が2番手となっている。