2014年で14年目のシーズンを迎えるドリフト競技の最高峰であるD1グランプリシリーズ。その開幕戦が『FUJI DRIFT』として3月29日(土)・30日(日)に富士スピードウェイで行われる。コカコーラコーナーをメイン競技区間として、200km/hに迫る高速域から真横に向けて飛び込むさまは必見だ。
●R35GT-RやV8搭載の86が豪快にドリフト!
日本を代表する国際サーキットである富士スピードウェイだが、D1グランプリシリーズが開催されるのは3年ぶり。今回は2011年に開催されたときとはちがい、競技区間も一新され、2コーナーからスタートしてコカコーラコーナーに飛び込み、その後振り返したあと100Rを全開で立ち上がってフィニッシュとなる。2013年から採用されたD1独自の機械採点システム(通称=ドス)が継続され、単走日と追走日に競技はわけられ、それぞれに専念した選手たちの走りのレベルは高まることが予測され、よりシビアなバトルが繰り広げられる。
注目のマシンとしては、ひさしぶりにD1復帰したトラストが製作し、昨年のシリーズチャンピオンの川畑真人が乗るR35GT-Rがあげられる。VR38DETTを4.0Lまで排気量アップし、切れ角も大幅にアップ。R35初のD1参戦マシンとして、どのようなパフォーマンスが見られるのかいまから楽しみだ。
さらにこれまで4度のシリーズチャンピオン経験を持つ今村陽一と新規チームのOTG Motor Sportsにも注目したい。参戦マシンである86には、NASCARで使用されているV8エンジンが搭載され、ボディはドライカーボンをふんだんに使って軽量化。D1では5台目となる86なだけに、ハンパないパフォーマンスを狙ってくるはずで、今村も「ぜひ勝ちを狙いたい」とやる気マンマンだ。
ほかにも、D1では10年ぶりとなる女性ドライバーの参戦や外国人若手ドライバーの参戦などもあるうえ、ニューマシンも続々とスタンバイしているため、例年以上に注目度の高い開幕戦となりそうだ。オフィシャルサイト(http://www.d1gp.co.jp)でも随時最新情報を更新しているので、ぜひとも観戦しにいってほしい。
■イベントインフォメーション
・開催日
3月29日(土) 単走日
3月30日(日) 追走日
・場所
富士スピードウェイ
・チケット
前売(土)(日) 2日通し間観戦券 大人 4,800円 小人 2,500円
前売(土) 1日観戦券 大人 2,900円 小人 1,500円
当日(日) 1日観戦券 大人 5,300円 小人 3,000円
当日(土) 1日観戦券 大人 3,400円 小人 2,000円
・Lコード
【2日券】 33100
【1日券】 33101
・問い合わせ
株式会社D1コーポレーション
TEL:03-5287-2939