DTMドイツ・ツーリングカー選手権第2戦ザントフールトは15日に決勝レースが行われ、アウディのマイク・ロッケンフェラーが念願のシリーズ初優勝を達成した。
レースは、予選でポールポジションを獲得したブルーノ・シュペングラー(メルセデス)がスタート直後も首位を守ったものの、2番手スタートのジェイミー・グリーン(メルセデス)は出遅れ、3番手スタートのロッケンフェラーに先行を許してしまう。
そのロッケンフェラーは、2度目のピットストップで今度はトップのシュペングラーをも逆転すると、レース終盤もそのまま逃げ切り念願のトップチェッカーを受けた。一方、2位で破れたシュペングラーも、ポイントランキングでは2位ロッケンフェラーとの差を8ポイントまで広げている。3位はアウディのマーティン・トムチェクが入った。
メルセデスのゲイリー・パフェットは9位、ラルフ・シューマッハーは11位。デイビッド・クルサードは、ピットレーンのスピード違反でドライブスルーペナルティを受け、16位に終わった。