フォース・インディアF1チームは、2013年シーズンでマクラーレンを上回るのは現実的ではないと考えている。
昨シーズンをランキング7位で終えたフォース・インディアは、2013年のコンストラクターズランキングで6位に返り咲くことを目標にシーズンのスタートを切った。
チームは開幕4レースを終えた段階で不振にあえぐマクラーレンを3ポイント上回り、ランキング5位につけている。しかし、チームの副代表を務めるボブ・ファーンリーは、今後もマクラーレンを抑えるのは容易なことではなく、チームの目標はあくまで6位を取り戻すことに変わりはないと述べている。
「我々の目標は、最低でも6位に返り咲くことだ」とファーンリー。
「現状は5位だ。我々とマクラーレンの間には3ポイントある」
「シーズン全体を通して我々が彼らを抑え続けることができるかって? それは厳しいだろう。しかし、我々はそれにチャレンジするつもであり、現実的でなければならない。彼らは良いチームだ」
フォース・インディアは、開幕戦のオーストラリアでダブル入賞を果たしているが、ファーンリーは、エイドリアン・スーティルとポール・ディ・レスタの両方がもっと多くのレースでポイントを獲得することが重要であると考えている。
「それが我々のしなければならないことだ。両方のマシンにポイント獲得のチャンスがあれば、我々はそれに集中し、確実に手にしなければならない」
それでもチームは、前戦バーレーンでディ・レスタが4位を獲得したことで、こうした課題も時間の問題であるとしている。