全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第3戦富士は15日、フリー走行1回目が行われ、前日もトップタイムをマークしたジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ(TEAM IMPUL)がトップで1回目のセッションを終えた。
ほとんど雲もない快晴に恵まれた全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第3戦富士の土曜日。今回の富士戦は予選、決勝とも日曜日に行われるため、土曜日は午前、午後の2回のフリー走行が行われる。今季は開幕前の東日本大震災により走行時間が少なくなっており、ルーキーなど若手にとっては走行時間を稼ぐいいチャンスとなる。
午前9時15分からのフリー走行1回目では、開始から各ドライバー路面を確かめるかのようにコースイン。序盤、小暮卓史(NAKAJIMA RACING)がコカコーラ・コーナーで180度スピンを喫するが大きなダメージはなくピットに戻った。
序盤、トップに立っていたのは山本尚貴(TEAM無限)。次いで塚越広大(DOCOMO DANDELION)が続きホンダ勢が上位につけていたが、開始15分ほどでトップ2を占めたのはジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ(TEAM IMPUL)、平手晃平(TEAM IMPUL)のTEAM IMPUL勢。
40分間のセッションはその後大きなアクシデント等もなく、各陣営メニューをこなし終了。トップはそのままオリベイラ、平手が続き、3番手には大嶋和也(Team LeMans)という結果となった。4番手には開幕戦ウイナーのアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM'S)がつけている。