2013年のGP2でチームタイトルを獲得したロシアン・タイムのボス、イゴール・マゼパが亡くなった。40歳だった。
マゼパは、iSportのエントリーを引き継ぐかたちで2013年シーズンからGP2に参戦すると、サム・バードを擁してタイトル争いを展開。ドライバーズ選手権では惜しくも2位に終わたものの、チーム選手権では同ポイントで並んだカーリンを優勝回数で上回り、初参戦でチャンピオンを獲得した。
ロシアン・タイムは今シーズンからGP3にもエントリーしているが、今年からF1カレンダーに加わったロシアGPでのGP2およびGP3のサポートレース契約にも重要な役割を果たしている。
マゼパは、将来F1に参入する計画があることを公にも認めていた。彼の死の原因については、血栓症としか伝えられていない。