FIAは、ベルギーGP決勝スタート前の各ドライバーの車両重量を発表した。最軽量はブラウンGPのルーベンス・バリチェロで644.5kgとなっている。
今回の予選で見事ポールポジションを獲得したジャンカルロ・フィイジケラ(フォース・インディア)は2番目に軽い648kg。3、4番目に軽かったティモ・グロック(トヨタ)、ロバート・クビカ(BMWザウバー)と比べてもマシンの重量差はそれほど多くなく、フィジケラのドライビングとマシンのパフォーマンスアップが好結果につながったといえるだろう。ただ、同じフロントロウに並ぶヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)は656.5kgとフィジケラよりも8kg弱燃料に余裕があることが伺えるため、フィジケラとしては決勝のスタートを決めて逃げをうちたいところだ。
最も多く燃料を積んでいると予想されるのはウイリアムズの中嶋一貴で重量は706.1kgとなっている。
計測は予選Q3進出選手の車両は予選終了後に実施、その他の選手の車両はセッション後にチームから届け出による数値となる。