FIA GT1世界選手権/FIA GT3ヨーロッパ選手権を運営するSROは、12月16日に発表していた今季のカレンダーに追加して、最終戦となる第10戦をインドのブッダ・サーキットで開催すると明らかにした。

 今季はGT3車両を使って争われるFIA GT1世界選手権は、WRT(アウディ)、ヴィータ4ワン(BMW)、ヘクシス(マクラーレン)、ミュニッヒ(メルセデスベンツ)、そしてフェラーリを使用するチームが参加を表明。ピレリタイヤがワンメイク供給を行う。

 カレンダーについては、12月にすでに一度明らかにされていたが、その際は第10戦がアナウンスされていなかった。13日に発表された新たなカレンダーには、2011年に初めてF1を開催したインドのブッダ・サーキットが加わることに。これで中国の2戦とあわせて、FIA GT1は3戦をアジアで開催することになった。

「インドが加わることにより、2012年のカレンダーは完成することになった。これにより、世界のマーケットを切り拓く我々の希望は達成されることになった。そして、素晴らしい場所で世界的なGTレースが開催されることになる」とSROのステファン・ラテルは語る。

「(モスクワでの開催を含め)大いに成長している高級車マーケットの、3つの首都でレースを開催することができることは大きな前進だ」

 一方のFIA GT3ヨーロッパ選手権は全6戦が行われる予定で、すべてのラウンドがFIA GT1世界選手権のヨーロッパでのラウンドと併催されることになる。

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