FIA GT1世界選手権ポールリカールは16日、予選と予選レースが行われ、ミハエル・クルム/ルーカス・ルーア組23号車ニッサンGT-Rが予選レースで優勝を飾った。

 予選では、リチャード・ウェストブロック/ピーター・ダンブレック組22号車がポールポジションを獲得。2番手に23号車が続き、ニッサンGT-R勢がフロントロウを独占。予選6番手までGT-RとアストンマーチンDB9が3台ずつ占めるグリッドとなった。

 迎えた予選レースでは、スタートを制した22号車がレースをリード。23号車が続く展開に。しかし、ピットストップで23号車のクルーが素晴らしい仕事を披露し、アウトラップでダンブレック駆る22号車が迫るも、23号車が抑えきりトップに浮上。クルムはそのままチェッカーを受け、トップで明日の決勝ポールポジションを得た。

 2番手には22号車がつけていたものの、終盤タイヤのグリップを失い後退。2位にはトーマス・エンゲ/アレックス・ミューラー組7号車アストンマーチンDB9が、3位にはステファン・ミュッケ/ダレン・ターナー組8号車アストンが入った。

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