10月15日に、ドイツ・ニュルブルクリンクで行われるVLN(ニュルブルクリンク耐久シリーズ)第9戦に、トヨタの市販前のスポーツカー、FT-86が出場することが明らかになった。
FT-86は、現在富士重工業とともに開発が進められている小型スポーツカーで、2009年に東京モーターショーで出展。2011年末に市販がスタートすると言われている。
15日に行われるVLN第9戦では、GAZOO RacingからSP3クラス(1750cc〜2000cc)にエントリー。ドライバーは影山正彦/高木実というコンビとなっている。車番は258番だ。なお、GAZOO Racingのエントリー本拠地はケルンとなっている。
トヨタ/レクサスでは、SP8クラスの111号車レクサスLFAを同じくGAZOO Racingとしてエントリー。飯田章がエースで、トヨタの豊田章男社長も“モリゾウ”名義でエントリーしている。また、同クラスの112号車にはトヨタ・モータースポーツGmbHとしてレクサスIS-Fがエントリーしており、木下隆之/高木実/佐藤久実というドライバーラインナップが名を連ねている。
なお、111号車LFAにはアストンマーチンの最高経営責任者であるウルリッヒ・ベッツ、そしてアストンマーチンエンジニアリングチームのクリス・ポリットがドライバーとして名を連ねている。同じくSP8クラスにエントリーしているアストンマーチンV12ザガートは、飯田/“モリゾウ”/ウルリッヒ/ポリットというドライバーラインナップとなっており、2台のマシンをシェアすることになりそうだ。