全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第3戦富士はフリー走行2回目が行われ、平手晃平(TEAM IMPUL)がトップタイムをマーク。PETRONAS TOM'Sの2台が続いた。
朝からの晴天が午後も続き、酷暑の中迎えたフォーミュラ・ニッポン第3戦富士のフリー走行。セッション序盤は各車1分27秒台での走行で、中嶋一貴(PETRONAS TOM'S)、アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM'S)とTOM'S勢が上位を占めた。
しかし、それを上回ってきたのは今週末好調の平手晃平(TEAM IMPUL)。さらにそのタイムを開始15分ほどで国本雄資(Projectμ/cerumo-INGING)が上回り、このセッションで初の1分26秒台のタイムに突入する。その後、セッションは落ち着いた状態となるが、開始22分頃にはジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ(TEAM IMPUL)がスピンを喫している。
終盤、残り15分を切ることになると予選アタックのシミュレーションを展開するドライバーが出始める。まずは塚越広大(DOCOMO DANDELION)が2番手に浮上。さらにそれをロッテラーが上回るも、平手のタイムには届かず。
結局このセッションは、昨年のウイナーでもある平手がトップタイム。2番手にロッテラー、3番手にはチェッカー間際にタイムアップした中嶋一貴(PETRONAS TOM'S)が入り、PETRONAS TOM'Sが2〜3番手を占めた。なお、チェッカー後伊沢拓也(DOCOMO DANDELION)がトラブルが発生したかダンロップコーナーでストップ。マシンはピットへ運ばれている。
明日は予選、決勝が1日で行われる予定で、午前8時10分からノックアウト形式の予選1回目が行われる。