GP2アジア・シリーズは、中止のバーレーンに代わるイベントとして、3月にイタリアのイモラ・サーキットでシリーズ最終戦を行うことを明らかにした。
2月にスタートした2011年のアジア・シリーズは、アブダビで予定通り開幕したものの、その後の2戦は開催国のバーレーンが反政府デモの影響から政情不安に見舞われたために、いずれも開催中止の措置がとられた。
この影響により、主催者側は新たに代替イベントの開催を模索することになったが、チームが撤退した後もマシンや機材がバーレーンで足止めされたため、新たなスケジュールの調整に支障をきたしていた。
しかし、シリーズコーディネーターのブルーノ・ミシェルは先日になってこの問題を解決したと語り、中止の2戦に代わるイベントとしてイタリアのイモラ・サーキットでシリーズ最終戦を開催することで調整。日程も3月18〜20日に決まった。
「(イモラの)新しいレイアウトと設備は、2011年のアジア・シリーズ最終戦を開催するのに完璧な場所だ」とミシュルは語っている。
なお、アジア・シリーズのドライバーが多く参戦するヨーローパのメインシリーズは、4月4〜5日にシルバーストンで事前テストを実施。開幕戦は5月6〜8日にトルコのイスタンブール・パークで開かれる予定だ。