スーパー耐久シリーズ2014 岡山
「岡山3時間耐久レース」

開催日:2014年9月5~9月7日
コース:岡山国際サーキット

Wether/Condition:(予選)晴れ/DRY
Wether/Condition:(決勝)晴れ/DRY
チーム:GRGランサーX
ドライバー: 田ヶ原 章蔵/岡本 武之/奥村 佳之
来場者数:10000人

■公式練習 9月5日
 まだまだ残暑が厳しい岡山の耐久レースがやってきました。3時間とスーパー耐久レースでは短めのレース。今回は新しい部品や、エンジン投入で万全の体制でやって参りました。ランサーエボ10での最速を目指す!!

 今回もエースドライバー田ヶ原選手を中心に岡本選手、そして岡山マイスター奥村選手と強力な結果の残せるドライバー陣。まず田ヶ原、奥村、両選手が朝からの雨上がりの走行を行い感触はかなり良いとのこと。特に奥村選手は乗って早々に速いタイムを出し、流石と言わせる場面も。その後、岡本選手を中心に走行を行う。岡本選手は2年ぶりの岡山国際サーキットの走行といろんなことを確認しながら確実のドライブ。クラス最下位でしたが、上位との差はなく明日への予選に期待をもてる公式練習でした。チーム雰囲気も明るいのは言うまでもありません。

■予選 9月6日
 今年も例外なく朝から良い天気。まずはA ドライバーの田ヶ原選手からスタート。前日の練習から調子が良いとコメントを出していた通り1周目から昨年のタイムを2秒も短縮するスーパーラップで一時トップへ。そのまま2周目も前の周を上回るタイムで走行していたのですが、攻め過ぎたとコメント通りコースアウトを喫して残念ながらタイム更新は無くなり惜しくも2番手で終了することになった。そして直ぐにBドライバー岡本選手へ。そして岡本選手もプレッシャーのかかるなか序盤から果敢にアタックして5番手で終了。合計タイムでクラス5番手、総合16番手からのスタートとなった。その後、奥村選手もきっちりとCドライバー予選を終え明日への期待が膨らむ予選となった!!明日は表彰台目指し取り組むことになる。また土曜日から華やかなRQ4名が参加。初参加のレイラさんも加えGRGは大人気のピットウォークをこなしていたのが印象的だった。明日は・・ドラマはあるのでしょうか?!

◆予選総合タイム順位結果
1: CarNO.20 RSオガワADVANランサー TIME:3'20.100
2: CarNO.59 Sturm MOTUL ED インプレッサ TIME:3'20.514
3: CarNO.30 RSオガワADVANランサーⅡ TIME:3'21.676
———————————————————————–
5:CarNO.505 GRGランサーX TIME:3'23.573
ドライバー: 田ヶ原 章蔵 TIME:1'40.641
ドライバー: 岡本 武之 TIME:1'42.932
ドライバー: 奥村 佳之 TIME:1'44.229

■決勝 9月7日
 残暑厳しい中3時間のレースがスタート!!スタートドライバーは田ヶ原選手!!序盤から高い水温を旨く操りながら4位の車両との距離を取り後半に向けてタイヤ等も温存しながらのクレバーなドライブ。1時間過ぎたころに4番手に絡む。そしてガソリンが完全に無くなった所でピットイン→奥村選手へ。素早いピットワークで3番手に浮上。
ここから奥村選手も速いペースで走るも・・車両にトラブルが発生。。懸命にだましだまし走行を続け→岡本選手へ。

 同じく苦しいトラブルを抱えながら3位走行をキープするも、迫り来る22号車。ラスト数ラップでサイドバイサイドで盛り上がりは最高潮!!しかし・・残す2ラップで・・クラッシュ・・リタイアになりました。後、数周でゴールだったのですが・・残念な結果でしたが今後への期待は持てる内容でした。鈴鹿こそは表彰台へ!!今回もご来場頂いたGRGファンの方々やスポンサー各位、チームスタッフ全員に感謝で一杯です。引き続きの応援宜しくお願い申し上げます。また、今回怪我された岡本選手、そしてST5クラス チーム関係者様、谷川選手の早期チーム復活をお祈り申し上げます。

1: CarNO.59 Sturm MOTUL ED インプレッサ 103LAP
2: CarNO. 20 RSオガワADVANランサー 102LAP
3: CarNO.22 ハセプロランサーX 99LAP
リタイア:CarNO.505 GRGランサーX 96LAP

■レース後コメント
●星名 功一代表
前レースが7 時間という長丁場でしたから、いつも以上に念入りな事前メンテナンス・セッティングをしてくれたメカニック達のお陰で、今回のレースは初日から好調だった#505 号車です。ファイナルラップ目前にスピン・クラッシュ・リタイアという残念な結果になりましたが、これまでなかなか遠ざかっていた表彰台という目標がすぐこそに見えていたからこそ結果だったと思います。クラッシュによって負傷した岡本選手と谷川選手共に順調に回復に向かっていますが、1 日も早い怪我の完治を願っています。

●田ヶ原 章蔵選手
予選、決勝と車の速さがだせました。一重に作ってきてくれたチーム、メカさんたちの努力だと思います。特認パーツで走っているインプレッサ、熟成された古いエボ9。。でもハセプロさんとの3位争いはこれからの未来を変えるバトルだったと思います。やはり新しい車でのバトルは盛り上げリますね!!今回クラッショにより負傷された両ドライバーさん、そしてST5クラスさんの早期チーム復帰をお祈り申し上げます!!

●岡本 武之選手
今回は最終スティントを担当しましたが、決勝残りあと数分というところでリタイアとなってしまいました。前のスティントを担当した奥村さんの時にパワステトラブルが発生し、チームも修理するか迷った結果、ラップタイムが正常時の4~5 秒落ち程度であること、修理に要する時間が読めないこと、そして現状3 位走行中で表彰台の可能性が残っていることから総合的に判断し、そのままの状態で僕が走ることになりました。ところがコースに出て2 周目あたりからパワステの調子はさらに悪化しレース終盤では殆どパワステがない状態でしたが、毎コーナー全体重をかけて必死にドライブしました。しかし残り数分となった時ダブルヘアピンの二つ目でどうにも曲がらずアウト側のグリーンにはみ出し、コース上に戻る際にやはりステアリングが切れず、挙動を乱した車を制御できずスピンしてコース上に横を向いて止まってしまいました。そして後続車とぶつかりリタイアとなりました。何より後続車のドライバーの谷川さんの怪我が心配です。一日も早い回復を願っています。僕も現在治療中ですが、早く治してまたサーキットで谷川さんに「この間はどうも済みませんでした。」的な挨拶が出来る日がくることを願っています。応援してくれたみなさん、あと少しというところでこんな結果になってしまい申し訳ありませんでした。今後とも、チームの応援宜しくお願い致します。

●奥村 佳之選手
金曜日の練習走行から車の調子もよく、土曜日の予選もスーパーラップで上々の仕上がりを見せて、505 号車は日曜日の決勝を迎えました。スタートから田ケ原選手が快調に周回をかさねた後、交代してから気がつけばクラス3 位!何としてでもこの順位を守りたい所に、マシントラブルを抱えてしまい、ペースを上げられない、予定よりちょっと早目のピットイン‥‥最終ドライバーに交代し後は祈るばかり、悪化するトラブルと迫り来る4 位車と格闘する岡本選手でしたが‥‥残り一周!何と!クラッシュ!チェッカーフラッグを受けるられなかったグルーミーはリタイア‥‥これもレースなんですね、夢を見させてもらいました。応援してくださった皆様ありがとうございました。最後になりましたがこのクラッシュで負傷されたドライバーの回復とレース復帰を心よりお祈り申し上げます。

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