インターコンチネンタル・ル・マン・カップ(ILMC)/アメリカン・ル・マン・シリーズ(ALMS)のプチ・ル・マンは30日予選が行われ、アンソニー・デイビッドソンがアタックした7号車プジョー908がポールポジションを獲得した。

 プジョー、アウディの両ワークスに加え、ILMCのレギュラー参戦組やALMSのレギュラーが揃い、13台のLMP1、LMP2/LMPCあわせて10台と多くのエントリーを集めた今回のプチ・ル・マン。そんな中、プラクティスからプジョーvsアウディのタイムは接近しており、僅差の予選を想像させた。

 そんな中迎えた予選では、地元イギリスでのレースを欠場したデイビッドソンがアタッカーを務めた7号車プジョーが、1号車アウディを抑えポールポジションを獲得。トップ4はプジョー、アウディのワークスが占める形となり、8号車プジョーが3番手、2号車アウディが4番手。今回スーパーGT参戦のためロイック・デュバルを欠く形となったオレカのプジョー908 HDi FAPが5番手となった。

 ガソリンエンジン車では、レベリオン・レーシングのローラ・トヨタ12号車が6番手。OAKペスカローロ24号車、ローラ・アストンマーチン007号車が8番手。ALMSレギュラーでは20号車ローラ・マツダが9番手につけている。

 LMP2クラスでは、レベル5モータースポーツの055号車HPD ARX-01Gがクラスポールポジションを獲得。2番手にはILMCエントリーのシグナテック・ニッサンの26号車オレカが続いた。LM-GTEプロクラスでは、同じくILMCエントリーのAFコルセ51号車フェラーリ458がポールポジションを獲得。55号車、56号車BMW M3 GTが2番手〜3番手に続いた。

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