アンドレッティ・モータースポーツの代表、マイケル・アンドレッティは2010年のIRLシリーズ参戦にあたり、チームの4台目のマシンのドライバー最有力候補としてライアン・ハンター-レイを挙げている。これが実現すればハンター-レイはトニー・カナーン、マルコ・アンドレッティ、そして先日契約延長を発表したダニカ・パトリックのチームメイトとなる。
アンドレッティはハンター-レイとの契約を“トップターゲット”として契約締結を目指しているが、まだいくつかの段階を経る必要があるという。
「良い方向に進んでいる。まだ、残されたことがあるので、発表にはまだ早い」とアンドレッティ。「ライアンには非常に興味がある。我々のラインアップに加わってもらえれば非常に素晴らしい。彼の加入はチームを良い方向へと進めてくれるのではないだろうか。現状では第1希望ということだ」。
ハンター-レイのパーソナルスポンサーをIZODが務めていて、2010年からはIZODがシリーズスポンサーにもなることから、ハンター-レイはシート争奪戦を有利に運べるだろうと見られている。
また、アンドレッティ・オートスポーツはフェルナンデスレーシングの共同オーナーのトム・アンダーソンをシニア・バイスプレジデントに迎えてレースオペレーションを行うことも明らかにしている。
アンダーソン上級副社長の加入に加えて、JF.トーマソンがエグゼクティブ・バイスプレジデントの役割で所属することも発表。トーマソンはCOOとして働き、ジョン・ロペスはチームのコマーシャル面での指揮を執ることとなった。
アンドレッティは「3人が力を合わせることで、さらに大きな化学変化が起きチームが発展することを期待している」とコメントしている。