JAF Grand Prix FUJI SPRINT CUPは23日、11時55分よりスーパーフォーミュラの公式予選が行われ、国本雄資(P.MU/cerumo・INGING)が国内トップフォーミュラ初ポールポジションを決めた。
フリー走行後のピットウォークを挟み、11時55分から25分間で行われたスーパーフォーミュラの公式予選。明日の決勝レースは、22周とスプリントレースながら、ピットストップやタイヤ交換の義務がないため、いつも以上にグリッド順が重要となってくる。
セッション開始とともに各マシンがコースインすると、序盤から各マシン積極的にアタックを展開。セッション折り返しを過ぎたところで中嶋一貴(PETRONAS TOM'S)が1分23秒台前半のタイムで首位に立つと、終盤のアタックに向け多くのマシンがピットへ戻り、タイムシートは一時落ち着きを見せることに。
その後、終盤5分を境にアタックが再開。残り1分というところでロイック・デュバル(KYGNUS SUNOCO)が1分22秒台に入れて首位に躍り出る。平手晃平(P.MU/cerumo・INGING)が1分22秒台を記録するもわずかに及ばず、その後もデュバルが首位をキープする。
ただ、国本が最終アタックでデュバルより約コンマ1秒速いタイムをマーク。一気に首位に浮上すると、自身初のポールポジションを決めた。フロントロウにデュバル、3番手に平手が続き、4・5番手にはフリー走行をワン・ツーで終えたLenovo TEAM IMPUL勢が並んでいる。