KCMG、ツインリンクもてぎの全日本F3選手権で初表彰台を獲得

 KCモーターグループ(KCMG)は、5月9日~11日にツインリンクもてぎで行われた全日本F3選手権の2レース目(第4戦)で、今季初となる表彰台フィニッシュ。湯澤翔平が激しいコンペティションで知られる全日本F3のシリーズ第4戦で、KCMG初の選手権ポイントをもたらした。

 全長4.8kmのもてぎでのシリーズ第2大会の週末に行われた3レースで、湯澤の奮闘によりKCMGの特筆すべき進歩を目の当たりにすることとなった。

 ドライコンディションの中、日本人ドライバーは土曜午前に行われた第3戦予選をF3-Nクラス6番手、第4戦予選を同じくF3-Nクラスの4番手で終えると、土曜の夕方に14周で行われた第3戦の決勝では、クラス6位でフィニッシュし、翌日に望みを託した。

 第4戦の決勝では、スタートに失敗した予選3番手の久保凛太郎の前に躍り出た湯澤が、優勝を目指し快走を続けた。日本人ドライバーはチェッカーが降られるまでそのまま順位をキープし、シーズン初の表彰台を獲得する。

 湯澤は第5戦でも気を吐き、久保との接触で順位を下げた小泉洋史と4位をめぐりデッドヒートを繰り広げたものの、最終20周目が終わった時点で5位でのフィニッシュとなった。

湯澤翔平/全日本F3ドライバー
「もてぎでのレースでは、自分のミスが原因でグリッドや決勝での順位を上げる事が出来ず、自分のパフォーマンスに悔いの残るものとなりました。ただ、このチームで初の表彰台に立てたことは素直に喜びたいですね。もちろん僕の目標は優勝することですが、今後のレースでそのチャンスがあることは分かっています」

土居隆二/KCMGジャパン・ゼネラルマネージャー
「今週末、湯澤選手は目を見張る成果をあげ、第4戦での表彰台フィニッシュにチームは満足しています。ですが、彼にはまだたくさん学ぶべきことがあると思いますから、次の岡山までにテストセッションを行うなど、そのあたりを重点的に取り組みたいですね」

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