ル・マン・シリーズ第3戦アルガルベは19日、ポルトガルのアルガルベ・サーキットで決勝が行われ、4号車オレカ・プジョーが今季初勝利を飾った。
ル・マン24時間では苛烈な反撃を試みながらも、無念のエンジンブローに見舞われたオレカ・プジョー。ここアルガルベでは唯一のディーゼル・ターボマシンとして、フォーミュラ・ニッポンに参戦しているロイック・デュバルに代わりステファン・サラザンを加え、予選からレースを席巻した。
オレカ・プジョーは決勝でも一度もトップを譲ることなくフィニッシュまで走りきり、2位に入ったシグネチャ・プラスのローラ・アストンマーチンに5周の差をつけチェッカーを受けた。
LMP2クラスは、ポールポジションをストラッカ・レーシングのHPD ARX-01cが獲得したが、レースでは120周を走ったところでリタイア。RMLのローラ・HPDが優勝した。
GT1クラスはラルブル・コンペティションから2台のサリーンが出走したのみで、GT2クラスはAFコルセのフェラーリF430がワン・ツーフィニッシュを達成している。