ル・マン・シリーズのポール・リカール公式テストは8日、2日間のセッションを終えた。2日間ともにオレカ・エイムの6号車がトップタイムを記録している。
2日間に渡って行われたテストでは、初日に時折ウエットコンディションになったものの、2日目は好天。ただし気温が低く、肌寒い中でのテストとなった。この2日間のテストで終始好調なタイムをマークしていたのは、改良型オレカ01/エイムの6号車。オレカは4号車としてプジョー908 HDI FAPを走らせ、こちらが終始注目を集めたが、常にトップタイムをマークしたのは6号車だった。
オレカ勢のタイムには及ばないものの、新たに2台のローラを走らせたレベリオン・レーシング、ローラ・アストンマーチンを入手したシグネチャ・プラス、さらにナイジェル・マンセル親子のビーチディーン・マンセルのジネッタ・ザイテックも好調にテストを消化した。
多数のエントリーを集めたLMP2クラスは、マツダからジャッドにエンジンを変更したOAKレーシング、そしてアキュラARX-01cを入手したストラッカ・レーシング、ホンダ/アキュラエンジンをローラに搭載するRMLが上位を争った。OAKレーシングは未だにマツダ・フランスからのサポートが継続しているのか、マシンにマツダのエンブレムが付いている。
LM-GT1クラスはマテック・コンペティション、マルクVDSチームのフォードGTが上位を占めた。LM-GT2クラスでは、BMW M3を走らせるシュニッツァーが2日目を走行せず。プロスピード・コンペティションのポルシェ997 GT3 RSRが2日目のトップだった。