2日、ル・マン・シリーズ開幕戦ポールリカールは予選セッションが行われ、LMP1クラスはレベリオン・レーシングのニール・ジャニ/ニコラス・プロスト組12号車ローラ・トヨタがポールポジションを獲得した。
今季からスーパーGTやフォーミュラ・ニッポンで活躍してきたRV8Kエンジンをローラシャシーと組み合わせて参戦するレベリオン・レーシング。LMSの開幕戦でポールを獲得したのは、2台体制のうちの1台、12号車となった。2番手に続いたのは16号車ペスカローロ・ジャッドとなっている。
LMP1のエントリーが少ない今回のラウンドで、最大の注目となったのは、アストンマーチンの新型プロトタイプ、AMR-Oneのデビューだ。金曜日のセッションではエンジントラブルのため走ることができなかったAMR-Oneの009号車だが、3回目のプラクティスでようやく走行。しかし、マシンはまだまだ開発段階のようで、トップの12号車が1分46秒台をマークしたのに対し、1分52秒〜53秒台のタイムに留まっている。
LMP2クラスでは、オレカ03/ニッサンを投入した46号車TDSレーシングが、同じくオレカ・ニッサンを投入したブーツェン-エナジー・レーシングの45号車を抑えトップに。総合でも5番手に食い込んだ。
LM-GTEクラスでは、ジャンカルロ・フィジケラが乗り込む51号車AFコルセのフェラーリ458がトップ。2番手にはヤングドライバーAMRチームの86号車アストンマーチン・バンテージ入ったが、それ以外は上位はフェラーリ458勢が独占。ライバルのポルシェ997 GT3 RSRに対して早くもスピードを見せつけている。