昨年はスーパーGTへのスポット参戦や、ADAC GTマスターズ、ニュルブルクリンク24時間等で活躍したドミニク・シュワガーだが、今季はル・マンシリーズ(LMS)にファーンバッハー・レーシングからフェラーF430GTCでGT2クラスに参戦することが正式に発表された。
2005年のル・マン24時間レースにLMP1クラスでクラージュC60H・ジャッドで参戦し総合8位に入賞したシュワガーだが、LMSへは今季が初めての挑戦になる。3月8~9日にフランスのポール・リカールで行われたLMSの合同テストを終えたシュワガーは、「実績のある素晴らしいチームから新たなカテゴリーに挑戦させていただけることになって、チーム関係者やスポンサーにとても感謝している。とてもハッピーだよ!」と語っている。
ファーンバッハー・レーシングは、昨年、一昨年とスーパーGT300クラスにユンケルパワー タイサン ポルシェから参戦していたドミニク・ファーンバッハーの父親が経営するチームで、ドイツのポルシェ・カレラカップやLMS、ALMS、ル・マン24時間にも参戦。今年のLMSには3台のフェラーリF430GTCで参戦を予定している。
今年のLMSには、ALMSのスケジュールを考慮しながら父親のチームから参戦するドミニク・ファーンバッハー、地元チーム・コレスからアウディR10 TDIで参戦するミハエル・クルム、そしてシュワガーと、日本で活躍したドイツ人ドライバー達が一同に集う。多くのスーパーGTファンたちの注目も集まることだろう。
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LMS:ドミニク・シュワガー、LMSにフェラーリで参戦
