ナレイン・カーティケヤンは、来週、アウディR10 TDIのテストを行うことが決定し、今回のスポーツカーテストは彼のキャリアにとって“とてもエキサイティングなアドベンチャー”の始まりであると語った。
F1のシートを失った後、A1GPで活躍してきたカーティケヤンは、チーム・コレスのオーナー、コリン・コレスからテストのオファーを受けた。コレスはル・マン24時間で大きな成功を収めてきたアウディのディーゼルマシンを2009年のル・マンおよびル・マン・シリーズで走らせる予定だ。
コレスはカーティケヤンをジョーダン時代から知っており、今回、ユーロスピードウェイ・ラウジッツでのプライベートテストで彼を走らせることを決めた。このテストでチームは改善した空力パッケージの評価を行う。
「コレス博士が僕にくれたテストの機会にとても興奮している」とカーティケヤン。
「昔からル・マンには注目していた。トップクラスのマシンをテストするいい機会が現れるのを待っていたよ。アウディR10 TDIは伝説のマシンだ。このチャンスをいただけて、光栄であり、栄誉に感じ、感謝している」
「アウディR10 TDIをドライブした経験のある人たちと話をしたことがあるが、彼らは皆、このマシンはおそろしく速く、ダウンフォースが大きく、F1マシンに非常に近いと言う。レースカーのこういった特徴は僕の中で大きな共鳴を引き起こす。ドイツに行って、とてもエキサイティングなアドベンチャーとなるであろうこの経験を始めるのが待ちきれない」
ル・マン/WEC ニュース
LMS:カーティケヤン、アウディR10 TDIのテストが決定
