NASCAR CAMPING WORLD TRUCK SERIES
第5戦 N. C. Education Lottery 200
開催日:5月18日

トッド・ボダインとジェイソン・リフラーが3-4位

 NASCARキャンピング・ワールド・トラック・シリーズ第5戦「N. C. Education Lottery 200」が5月18日(金)にシャーロット・モーター・スピードウェイで開催された。

 18日(金)午前中2回の練習走行を経て、午後4時から予選が行われ、目下ランキング首位につけるティモシー・ペターズが2列目4番手。ジェイソン・リフラーが5番手、マット・クラフトンが6番手で続き、10台の“トヨタ タンドラ”が決勝へと進んだ。

 予選に続き、日が沈みかけた午後8時19分、1.5マイルオーバルを134周(201マイル:約320km)して競われる決勝レースがスタート。
 ペターズ、リフラー、クラフトンは序盤から上位争いを展開。24周目に、開幕戦のデイトナで初勝利を挙げたルーキーのジョン・キングが壁にヒットし、イエローコーション。車両のダメージは大きく、そのままガレージへ向かい、リタイアとなってしまった。
 その直前にも出されていたイエローコーションで各チームピット戦略が分かれ、順位も変動。その後はなかなかイエローコーションが出ず、13番手スタートから、一時は2位までポジションを上げていたジョニー・ソーターは、60周目に痛恨の燃料切れに見舞われスローダウン。惰性で向かったピットで燃料補給を行ったものの、大きく順位を落としてしまった。
 また、クラフトンやリフラーら、早めのピット戦略を採ったチームは60周目過ぎからグリーン下でのピットを強いられ、順位を落とすこととなった。

 71周目にこの日4度目のイエローコーションが出され、ピットに向かわず走行を続けていたペターズ、ボダインらが大きくポジションアップ。ペターズは首位に浮上した。7位で再スタートを切ったボダインは好ダッシュで4位へと順位を上げると、直後のコーションで上位勢の多くがピットへ向かう中、コース上に残り、2位で後半戦へ。
 その後は燃費戦になるかと思われたが、残り15周を切ったところでイエローコーションが連発。最後は5周での勝負となった。
 2列目4位で再スタートを切ったボダインは、3ワイドでの上位争いを繰り広げたが、首位には届かず3位でチェッカー。リフラーが4位。ペターズが9位でフィニッシュし、“トヨタ タンドラ”は3台がトップ10フィニッシュを果たした。ペターズは今大会の結果、ランキングでは2位に後退したが、首位とはわずか1ポイント差につけている。

 次戦第6戦は6月1日(金)に米国東部デラウェア州ドーバーのドーバー・インターナショナル・スピードウェイで開催される。

ドライバー トッド・ボダイン:
「序盤はオーバーステア症状が酷く、クルーチーフが多くの調整をしてくれたことで少しずつ良くなっていったが、その後は逆にアンダーステア症状が出るようになってしまった。そんな中で3位フィニッシュを果たせて本当に良かった」

ドライバー ジェイソン・リフラー:
「我々の“トヨタ タンドラ”は素晴らしい仕上がりだったが、戦略が上手く行かなかった。ピットストップのタイミングが悪かった。本当に勝てるチャンスがあると思っていた。このチームの素晴らしい“トヨタ タンドラ”をドライブでき、チームのクルーやオーナーのカイル・ブッシュ、工場のスタッフ全員に感謝している。今回のように好調な“トヨタ タンドラ”でレースを走るのはとても楽しかった」

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