NASCARスプリントカップ・シリーズは25日、シャーロット・モーター・スピードウェイ(1.5マイルオーバル)で第12戦『コカ・コーラ600』が行われ、昨年チャンピオンのジミー・ジョンソン(シボレーSS)が今季初優勝を果たした。
シリーズ最長となる600マイルで争われるこのコカ・コーラ600。ポールポジションからスタートしたジョンソンは、終盤の100周でマット・ケンゼス(トヨタ・カムリ)と激しくバトル。最後のリスタート後にはケンゼスが首位に立つが、猛追を見せたジョンソンが残り9種で首位に。最後はやや後続を引き離して今季初勝利を飾った。2位には、ケビン・ハービック(シボレーSS)、3位にケンゼスが入り、4位にカール・エドワーズが入っている。
同日に行われたインディ500で6位を獲得した後、このコカ・コーラ600に臨んだカート・ブッシュ(シボレーSS)はレース終盤に差し掛かった272周目にエンジンブロー。リタイアとなり、両レースでの完走はならなかった。
なお、24日に行われたネイションワイド・シリーズ第11戦では、カイル・ラーソン(シボレー・カマロ)が優勝を飾っている。