NASCARスプリントカップ・シリーズは11日、シャーロット・モーター・スピードウェイで第30戦の決勝レースが行われ、ジョーイ・ロガーノ(フォード・フュージョン)がレースを支配する走りでチェイス第2ラウンドの初戦を制した。
プレーオフとなるチェイスは前戦で第1ラウンドの3戦を終え、12名に絞られたチャンピオン候補たち。ここから3戦は第2ラウンドの“コンテンダー12”となる。8日に行われた予選では、マット・ケンゼス(トヨタ・カムリ)がポールポジションを獲得。カイル・ブッシュ(トヨタ・カムリ)が2番手に続き、ロガーノは3番グリッドにつけた。
10日にナイトレースとして予定されていた決勝レースだが、降雨により11日に順延。11日の正午過ぎより、334周の決勝レースが始まった。序盤はケンゼスがレースをリードしていくような展開となるが、ステイアウトや2輪交換するマシンが多かったイエローコーション中のピットストップで、4輪交換を選択したことで後退してしまう。
首位に躍り出たロガーノは、334周中227周と3分の2以上をリードしてトップでチェッカー。いち早くチェイス第3ラウンドへの進出を決めた。2位にはケビン・ハービック(シボレーSS)が入るも、コンマ7秒及ばず。3位はマーティン・トゥルークスJr.(シボレーSS)、4位のデニー・ハムリンがトヨタ陣営の最上位となっている。