プレスインフォメーション\t2012年3月31日
ポルシェ カレラカップ ジャパン 2012 第1戦 (岡山) 公式予選
岡山. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)とポルシェ カレラ カップ ジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2012年シリーズ 第1戦 公式予選を、2012年3月31日(土) 岡山国際サーキット(岡山県)にて開催いたしました。
雨/ウェット 気温8度 路面温度9度
3月31日、スーパーGTとともに岡山国際サーキットでポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)が開幕を迎えた。今年は#11 山路慎一、#90 イゴール・スシュコ、PCCJ育成ドライバー#14 平川亮に加え、開幕直前に#7 水谷晃の参戦も決まるなど実力者たちが集結。全17台にまでエントリー台数が増え、より魅力を増すシーズンとなった。
この日に先立ち30日に行われた専有走行では、午前中に#16 横幕ゆぅが1分35秒938でトップタイムをマーク。#90 イゴール、#11 山路が続いた。午後は#11 山路が1分35秒005でトップを奪い、#14 平川、#22 マイケル・グリーンらがタイムを上げて上位に入った。総合トップで終わった#11 山路は「土曜は雨予報。全部リセットされるから今日のタイムはあまり参考にならないでしょう。雨になると敵は自分って感じですかね」と語っていた。
天気予報どおり、31日の8時5分からの公式予選は未明からの強い雨のため、ウェット宣言が出される中スタート。今回の予選ではノックアウト方式が採用され、全車出走のQ1(15分)、Q1上位8台が出走できるQ2(10分)の2セッションで争われる。雨は弱まらずコース上に川もできる中、コースインした全車両は周回ごとにタイムを上げていく。序盤は#11 山路と#15 神取彦一郎が交互にベストラップを出し合い、中盤からは#14 平川、#22 マイケル、#90 イゴールらが加わりタイムを更新しながら上位の順位を入れ替える。最終的に#14 平川が1分50秒485をたたき出しQ1トップ通過。#90 イゴール、#11 山路が続く結果となった。他に#22マイケル、#15 神取、#7 水谷、#16 横幕ゆぅ、#5 高見沢一吉が上位8台に入り、Q2に進む切符を手に入れた。
8時30分、10分間のQ2開始。雨は弱まることなく路面はウェット。全8台が慎重にコースインしていくも計測2周目に#22 マイケルがクラッシュを喫して、コース上に車両が止まってしまったため赤旗が出される。セッションは開始3分で終了となったため、レギュレーションにもとづき第1戦決勝のグリッドはQ1の結果が採用されることになった。
これによって第1戦のポールポジションを獲得したのは#14 平川。「雨の岡山は初めてだったので慎重にいきました。水のないラインを探すのが難しかったです。後ろにベテランの方々がいるので決勝は油断できませんが、この順位を守りきりたいですね」。#2 イゴール、#11 山路、#22 マイケル、#15 神取、#7 水谷が続き、7番手にジェントルマンクラスのトップとなる#16 横幕が入った。「2コーナーは進入から立ち上がりまでずっとハイドロ(笑)。Q1のベストはミスで2秒失ったタイムなので、この順位はちょっと残念です。決勝は雨でもハーフウェットでもドライでも必ず追い上げます」(#16 横幕)。
予報によると天候は回復方向。昼前には雨があがるというが、決勝までに路面は乾くのか? ドライとウェットではまったく違う展開になるだけに、ドライバーたちは空を見上げながらパドックで決勝を待つ。第1戦決勝は31日の13時30分スタートを予定。最年少の#14 平川がデビューをポールトゥウィンで飾れるかどうかに注目が集まる。
■第1戦 公式予選結果
Pos.\tCar#\tDriver\tClass\tCar Name\tQ2 Time\tQ1 Time
1\t14\t平川 亮\tC\tGARMIN PORSCHE\t—–\t1'50.485
2\t90\tIgor SUSHKO\tC\tOGT! 豊通エレクトロニクス\t—–\t1'52.552
3\t11\t山路 慎一\tC\tExcellence M.S.\t—–\t1'54.241
4\t22\tMichael GREEN\tC\tMIKE DIRECITON\t—–\t1'54.274
5\t15\t神取 彦一郎\tC\tパワーステーション サムライ\t—–\t1'55.019
6\t7\t水谷 晃\tC\tDIRECTION RACING\t—–\t1'56.090
7\t16\t横幕 ゆぅ\tG\tYOU DIRECTION\t—–\t1'56.283
8\t5\t高見澤 一吉\tC\t高見澤整骨院OSSOポルシェ\t—–\t1'56.308
9\t3\t江本 玄\tG\tアキラレーシング GT3\t—–\t1'56.443
10\t21\t高田 匠\tG\tTAKUMIRacingGT3\t—–\t1'57.343
11\t19\t永井 宏明\tG\tナインレーシング\t—–\t1'57.950
12\t32\t飯田 太陽\tG\tKRM ケーズフロンティア\t—–\t1'58.592
13\t8\t櫻井 澄夫\tG\tロードサービス GT3\t—–\t1'58.632
14\t6\tARTE ROSSI\tG\tJHM DIRECTION\t—–\t1'59.063
15\t2\t田島 剛\tG\t911magTAJIMAGT3\t—–\t2'02.490
16\t33\t荻野 哲生\tG\tKRM ケーズフロンティア\t—–\t2'02.915
17\t29\t滝澤 智幸\tG\tAdelcars GT3 Cup\t—–\t2'03.256
※Q2セッションは、開始3分3秒の赤旗提示により終了。Q1セッションの結果を以て予選順位決定。