2015年F1第18戦ブラジルGPの公式予選Q1は、メルセデスAMGのルイス・ハミルトンがトップタイムを記録した。
決勝のグリッドを争う予選最初のQ1。スタート時の天候は晴れで気温29度、路面温度は46度のドライコンディションでセッションは幕を開けた。18分間で争われるQ1は、全20台のうち上位15台がQ2に進出する。
セッションは、ファーストアタックで各車のタイヤが分かれるなか、はじめからソフトタイヤを履いたメルセデスの2台がワンアタックで1-2を形成。1分11秒682をマークしたルイス・ハミルトンがトップに立つと、チームメイトのロズベルグも僅差で2番手につけた。
一方、その他のチームは終盤ソフトタイヤを履いて2度目のアタックに向かい、キミ・ライコネンとセバスチャン・ベッテルのフェラーリ勢が3番手と4番手。フォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグが5番手で続き、以下レッドブルの2台とトロロッソのマックス・フェルスタッペン、さらにウイリアムズの2台がトップ10に入った。
Q2進出を賭けた戦いでは、ザウバーのマーカス・エリクソンがロータスのパストール・マルドナドをノックアウト。マクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンはエリクソンにコンマ1秒届かず17番手で敗退。フェルナンド・アロンソは、残り8分のタイミングでマシントラブルに見舞われ、コース脇にストップ。初日に続き、またも走れないままセッションを終える形となってしまった。