F1第4戦トルコGPの公式予選Q2は、レッドブルのセバスチャン・ベッテルがトップタイムをマークした。
トップ10入りをかけたQ2の争いは15分。天候はQ1に引き続き晴れで、路面もドライコンディションのまま行われた。
セッションは開始早々からレッドブルやマクラーレンといった上位のマシンがソフトタイヤを履いて一発のみのアタックに出ると、そのなかで圧倒的な速さを見せたベッテルが1分25秒610でトップに立つ。それにルイス・ハミルトンが1分26秒台で2番手に続き、3番手以下はマーク・ウエーバー、フェルナンド・アロンソ、ジェンソン・バトンと上位5台までが26秒台をマークする。
6番手以下のマシンがコースに向かった終盤2回目のアタックでは、メルセデスのニコ・ロズベルグが1分25秒台をマークしてベッテルに次ぐ2番手につけると、ミハエル・シューマッハーも5番手タイムで今季初のQ3進出を果たす。フェラーリはアロンソとフェリペ・マッサが6、7番手につけ、こちらも無事にQ3へと進んでいる。
一方、Q3進出最後となる10番手の争いでは、ルーベンス・バリチェロとニック・ハイドフェルドが争いとなるが、ここではラストアタックでバリチェロのタイムを僅差で上回ったハイドフェルドが10番手となり、Q2突破を果たした。
ルーキーながら先輩エイドリアン・スーティルをこれまで全てアウトクオリファイしていたポール・ディ・レスタも13番手に終わり、12番手のスーティルに今季初めて予選で破れている。