今年4月に開幕予定のGT3カー中心の新シリーズ『スーパーカー・レースシリーズ（SCR）』。このシリーズへの“参戦第1号”となったAGE♂AGE♂RACINGが22日、都内でチーム決起会を開催した。

　2008年に発足したAGE♂AGE♂RACINGは、最近はスーパー耐久やGTアジアなどに参戦し、昨年はGTアジアで3度の優勝を含む5度の表彰台を獲得するなど活躍。そんなAGE♂AGE♂RACINGは、他のエントラントに先駆けて、フェラーリ458チャレンジ（70号車）とフェラーリ430チャレンジ（69号車）の2台体制でSCRのクラスIIにフルエントリーしている。

　70号車のドライバーとしては、チーム代表を務めるNAORYUと、昨年はAGE♂AGE♂RACINGの監督を務め、今季もスーパーGT300クラスやニュルブルクリンク24時間への参戦が決まっている佐々木孝太がラインナップされている。

　22日に行われた決起会では、70号車をドライブするNAORYUと佐々木、69号車をドライブする予定のKENとTOSHI、そして、3台目のマシンでスポット参戦する予定のKENBOWが登場し、参戦に向けた意気込みなどを語った。

　また、会場には、SCRを立ち上げた竹内浩典SCR・JAPAN代表も登場。決起会の参加者にSCRの概要を説明するとともに、シリーズへの参戦を表明した初のエントラントとなるAGE♂AGE♂RACINGにエールを送った。

　会場となった都内のカフェには、458チャレンジと430チャレンジも展示。決起会は多くの参加者で賑わいを見せ、バイオリニストのNAOさんによる演奏や、バンド『氣志團』のボーカルで、チームの名付け親でもある綾小路翔さんからのメッセージなども上映。様々なプレゼントが用意されてのじゃんけん大会なども開催され、決起会は大きな盛り上がりを見せた。

　GT3カテゴリーをメインに、カップカーやGT4車両などで争われるSCRは、開催初年度となる今年、6イベント全12戦で争われる。開幕戦は4月にツインリンクもてぎで行われる予定だ。