スーパーフォーミュラ第7戦JAF鈴鹿グランプリは決勝レース1を終え、チャンピオン争いは石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)と中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM’S)のふたりに完全に絞られた。
レース1では、石浦が2位、一貴が4位でフィニッシュ。仮に一貴が5位となっていた場合、石浦の戴冠が決まる状況だったが、4位に入ったことで得点を0.5ポイント増やし、タイトルの望みをレース2につなげることとなった。
また、石浦が今回4ポイントを獲得したことで、予選終了時まで戴冠の権利を残していたアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S)、そしてジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ(LENOVO TEAM IMPUL)のチャンピオンの可能性は消滅する形となった。
レース2では、石浦は一貴が何位に入っても、0.5ポイントを獲得=8位以上に入れば戴冠決定。一方の一貴は、自らが優勝するとともに、石浦が9位以下でノーポイントとなれば、逆転戴冠を果たすことができる。