全日本選手権スーパーフォーミュラを運営する日本レースプロモーションは、8月24日〜25日に韓国のインジェ・オートピアで開催されるスーパーフォーミュラ韓国戦にスポット参戦するドライバーとして、キム・ドンウンを『インジェ大会スポット参戦強化選手』として選抜したと発表した。
キム・ドンウンは2007年のフォーミュラトヨタ・レーシングスクール(FTRS)を卒業、2010年には日本でF4を4戦こなした経験をもつ。2月7日に富士スピードウェイで行われたオーディションでは、他のふたりとともに参加。国内で後進育成のためのプログラムにも積極的に関与している関谷正徳氏をアドバイザーに迎え、F3マシンで走行した。
インジェ・オートピアと日本レースプロモーションが選考選抜を行った結果、キム・ドンウンがオーディションを勝ち抜き、インジェ戦に向けた『スポット参戦強化選手』に指定されることに。キム・ドンウンは今後、強化プログラムを受けることになるが、具体的なプログラムはまだ決定していないという。
「レーシングドライバースキルの向上には、フォーミュラカーに乗ることがとても重要だ。しかしその反面、要求されるものも大きい。今回選抜されたキム・ドンウン選手には、今後のプログラムをまっとうし、スーパーフォーミュラを目指し大韓民国人ドライバーの希望となるよう頑張って欲しい」と日本レースプロモーションの白井裕社長は語っている。