ユナイテッド・スポーツカー・チャンピオンシップ(USCC)は4日、デイトナ・インターナショナル・レースウェイで公式テスト2日目を迎え、チップ・ガナッシ・レーシングの01号車フォード・ライリーDPがトップタイムをマークした。
今月末の開幕戦デイトナ24時間に向けた公式テストの2日目となったこの日は、午前と午後合わせて4回のセッションが開催。4回目の走行は現地時間18時30分より始まるナイトセッションとなった。
2日目の総合首位に立った01号車フォード・ライリーDPは、現地時間13時より行われたこの日2回目のセッションで、NASCARドライバーのジェイミー・マクマレーが1分38秒980のトップタイムをマーク。ただ、初日にアクション・エクスプレスの5号車コルベットDPがマークした1分38秒630には及ばなかった。また、2回目のセッション以外は、コルベットDP勢が各セッションの首位につける形となっている。
LMP2勢は、エクストリームスピード・モータースポーツの1号車HPD ARX-03bが1分39秒750でこの日の総合6番手に。LMP2とデイトナプロト間の性能調整が整っていないことも影響しているのか、ここまでのテストではデイトナプロト勢が優勢となっている。0号車デルタウイングDWC13は、昨日よりタイムアップを果たして1分40秒508をマーク。PCクラスでは、スターワークス・モータースポーツの8号車オレカFLM09が1分42秒010のトップタイムを記録している。
GTLMクラスは、コルベット・レーシングの3号車シボレー・コルベットC7.Rを駆るヤン・マグヌッセンが1分46秒010をマークしてこの日のトップに。2番手には、ステファン・ミュッケやダレン・ターナーらWEC世界耐久選手権でも活躍するドライバーらがステアリングを握るアストンマーチン・レーシングの97号車アストンマーチン・バンテージGTEがつけた。
GTDクラスでは、スノウ・レーシングの58号車ポルシェ911 GTアメリカが1分48秒228のトップタイムをマーク。2番手にはパークプレイス・モータースポーツの71号車ポルシェ911 GTアメリカがつけている。
テスト最終日となる5日は、午前と午後にそれぞれ1回ずつのセッションが予定されている。