更新日: 2018.02.17 02:54
WAKO’S EXE ASTON、地元鈴鹿は無念のリタイア
WAKO'S EXE ASTON MARTIN
Arnage Racing
SUPER GT Rd.6 Suzuka 1000km
2014/8/30〜8/31
TEAM RELEASE by Arnage Racing
チームの地元鈴鹿でポイントゲットを目標に気合を入れて臨むも、無念のリタイヤ。
今季全戦完走の夢も破れる。
August 30th Qualifying
天候:晴れ 路面状況:ドライ
気温:開始時30℃→終了時28℃ / 路面温度:開始時40℃→終了時34℃
入場者:25,000人
レースウィークの三重県地方の天気は安定せず、見るたびに変わる天気予報に気をもみながら迎えた土曜日であった。しかし、幸い朝からまぶしい太陽が顔を見せ、気温はそれほど高くないが真夏の三連戦のなかでは最も夏らしい予選日となった。9時40分から行われた公式練習では、前戦に引き続いて非常に好調なマシンを、3人のドライバーが時間いっぱいドライブすることができた。SUPER GT参戦が二度目となるNanin選手を迎えるにあたっての、エンジニアの腐心のセットアップ「2014Suzukaスペシャル」が的中し、3人のドライバーはそれぞれ、車両の感覚を良い状態で掴むことができた。なかでもNanin選手は13Lapを順調に走行できたため、4か月ぶりのGTカーのドライビングの感覚を再確認することできた。
午後になっても安定した天気は変わらず、からりと晴れたドライコンディションの中、予定通り14時から予選が行われた。満を持して安岡選手がQ2進出をかけてコースイン。4Lap目に2'01.284をレコードして更にアタックのチャンスを狙うも、まもなく提示された赤旗で気を削がれてこれ以上のタイムは出ず、12位で終了した。しかし、ようやく念願のQ2進出が叶い、今季初めて、安岡選手から加納選手にバトンが渡され、14時40分からQ2が開始。加納選手が渾身のアタックをかけ、途中の赤旗提示を挟んで最後まで粘り、2'02.392のタイムでQ2を終えた。結局、最終的な予選結果は他車両のアクシデントなどで、24台中11位となり、第4戦菅生ラウンドに次ぐ好ポジションから明日のレースをスタートできることになった。チームとしては昨シーズンの鈴鹿ラウンド以来一年ぶり、加納選手としては昨年の菅生ラウンドぶりの加納選手Q2アタックにピットは大いに沸き、翌日の決勝に備えて夜遅くまで車両のチェックに勤しんだ。予選の前夜、鈴鹿から大阪に車を走らせ加納選手宅のシミュレーターで深夜までトレーニングを行ったドライバー3人は、決勝前夜にも遅くまでミーティングを行い、加納、安岡両選手がNanin選手のドライビング習熟をサポートした。
P1 #61 SUBARU BRZ R&D SPORT 佐々木 孝太 / 井口 卓人 (2'00.279)
P2 #3 B-MAX NDDP GT-R 星野 一樹 / ルーカス・オルドネス / ウォルフガング・ライプ (2'00.398)
P3 # 0 MUGEN CR-Z GT 中山 友貴 / 野尻 智紀 / 道上 龍 (2'00.424)
P11#50 WAKO'S Exe ASTON MARTIN 加納政樹 / 安岡秀徒 / ナニン・インドラパユーング (2'01.284 )