FIA WEC世界耐久選手権は21日、WEC開幕戦となるセブリング12時間のエントリーリストを発表した。
今回WECから発表されたエントリーリストは、WECとしてエントリーした30台のマシンが記載されているもので、今回WECとともにセブリングが開幕戦となるアメリカン・ル・マン・シリーズ(ALMS)のエントリーは今後発表される。
すでに2月3日にWECのシーズンエントリーは発表されているが、LMP1クラスはトヨタTS030ハイブリッドがセブリングには間に合わないため今回はエントリーせず。一方のアウディ陣営はR18を3台エントリー。栄えあるWEC開幕戦のゼッケン1番は、日本でもおなじみのふたりが乗り込むアンドレ・ロッテラー/ブノワ・トレルイエ/マルセル・ファスラー組がつけることとなった。
他のクラスではWECのシーズンエントリーからマシンは変動していないものの、各チームのドライバーラインナップが明らかにされている。
ALMS側からは、マッスルミルク・ピケット・レーシングが導入するHPD ARX-03aやダイソン・レーシングのローラ・マツダMZR-Rなどの出場が予想されるほか、LM-GTEではBMWチームRLLのBMW M3 GT、コルベット・レーシングなどが参加すると予想される。WEC開幕戦は多くのエントリーで賑わうことになりそうだ。