8月31日〜9月1日に開催が迫るWEC世界耐久選手権第4戦サンパウロに向けて、インテルラゴスでは第3戦ル・マン24時間以来マシンが集結しているが、高速仕様であるル・マン仕様からハイダウンフォース仕様に変更されているトヨタTS030ハイブリッドなど、多くの注目が集まっている。
6月の第3戦ル・マンから2ヶ月が経ち、再びシーズンに戻るWEC。この第4戦サンパウロと第5戦オースティンをアンソニー・デビッドソン/セバスチャン・ブエミ/ステファン・サラザン組8号車のみで戦うトヨタ・レーシングは、空力的に多くの改良を施したハイダウンフォース仕様のTS030ハイブリッドを持ち込んだ。
このレースに先立ち、すでに飛行機でブラジルに到着しているマシンの中から、LMP1クラスのレベリオン・レーシングやLM-GTEプロクラスのアストンマーチン・レーシング等のマシンが、サンパウロ市内の公道でパレードを実施。市民にWEC開催をアピールするなど、イベントの雰囲気が高まっている。
すでにドライバーたちはコース下見を終え、今日日本時間にプラクティスがスタート予定だ。