WEC世界耐久選手権の第4戦サンパウロは30日、インテルラゴス・サーキットでフリープラクティス1/2が行われ、アンソニー・デイビッドソン/セバスチャン・ブエミ/ステファン・サラザン組の8号車トヨタTS030ハイブリッドが初日のトップタイムをマークした。

 シーズン後半戦の幕開けとなる第4戦サンパウロの初日は、晴れ模様のもとドライコンディションで行われた。フリープラクティス1では、8号車トヨタが1分21秒881を記録してトップに立つと、アンドレ・ロッテラー/ブノワ・トレルイエ/マルセル・ファスラー組の1号車アウディR18 e-トロン・クワトロがコンマ8秒差で2番手に続く。3番手にはトム・クリステンセン/ロイック・デュバル/アラン・マクニッシュ組2号車アウディがつけた。

 一方、フリープラクティス2では、1分21秒904を記録した2号車アウディがトップにつけた。2番手には1号車アウディが入り、8号車トヨタは3番手という結果に。ただ、FP1での8号車トヨタのベストタイムが、FP2の2号車アウディのタイムをおよそ100分の2秒上回っており、まずはトヨタが初日をリードする形となった。

 LMP2クラスでは、G-ドライブ・レーシングの26号車オレカ03・ニッサン(ロマン・ルシノフ/ジョン・マーティン/マイク・コンウェイ)がFP2で1分27秒642を記録して初日のトップに。OAKレーシングの35号車モーガン・ニッサンが2番手となった。このレースから井原慶子もドライブすることとなった45号車モーガン・ニッサンは、両セッションともクラス9位となっている。

 LM-GTEプロクラスは、アストンマーチン・レーシングの97号車アストンマーチン・バンテージGTEが両セッションともにトップタイムをマーク。小林可夢偉のドライブする71号車フェラーリ458GTEは、各セッションをクラス4位/7位で終えている。

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