マクラーレン・メルセデスのチームプリンシパル、マーティン・ウィットマーシュは、今年ポール・ディ・レスタが、マクラーレンのテクニカルパートナーであるフォース・インディアのテスト&リザーブドライバーになり、金曜プラクティスの大部分の走行を担当することになると語った。
この数年メルセデスでDTMに出場してきたディ・レスタは12月の若手ドライバーテストにフォース・インディアから参加、3日間でそれぞれ2位、4位、2位と好タイムをマークした。マクラーレンのテストドライバーになる可能性もささやかれていた彼だが、フォース・インディアとテスト&リザーブドライバー契約に向けて交渉を行っており、それも最終段階に来ていると述べている。そして今回、ウィットマーシュがそれを裏付ける発言を行った。
「選手権獲得を狙う場合、メインのドライバーを金曜プラクティスで走らせないということは考えられない」とウィットマーシュはロイターにコメントした。
「しかしそういう手段をとろうと考えているチームもあり、それがポールにとって大きなチャンスになっている」
「ポールはフォース・インディアでグランプリウイークエンド金曜セッションの大部分で走ることになるだろう。彼のためによかったと思う。今年を通して、フォース・インディアでレースシートを得るため、彼は自分の力を証明しようと必死に頑張るだろう」