HRTとの契約発表が間近と報じられたペドロ・デ・ラ・ロサが、契約を結ぶにはチームのプロジェクトがしっかりしていることが重要であり、トヨタとの契約が実現することが望ましいと発言した。
今季途中でBMWザウバーから解雇され、現在ピレリタイヤのテストドライバーを務めているデ・ラ・ロサは、2011年に向けてHRTと交渉を行っていることを認めており、その後、契約はほぼまとまったとの報道もなされた。
「そうだったら嬉しいけどね。でも彼らのスポーツ面のプロジェクトがはっきりするまでは、何も言えない」というデ・ラ・ロサのコメントをスペインメディアが報じたと、Motorsport.comが伝えている。
「そうして初めて前に進むことができる。急ぐ必要はない」
デ・ラ・ロサはHRTと毎週話し合いを行っているものの、スポーツ面のプロジェクトがまだ明確になっていないと述べている。
「コスワースとウイリアムズとは合意に達した。これでトヨタとの契約が実現すれば、彼らが本気で活動をするつもりであることがはっきりするだろう」
HRTに関しては過去に何度かトヨタとの契約のうわさが出ており、先週にはTMGの施設を買収したとの報道がなされていた。
デ・ラ・ロサは2011年の“プランB”はテストドライバーになることだと述べている。