2011年F1ドイツGPの金曜プラクティスで、ルノーのニック・ハイドフェルドは1回目15位/2回目8位、ビタリー・ペトロフは1回目11位/2回目9位だった。
■ロータス・ルノーGP
ニック・ハイドフェルド フリー走行1=15位/2=8位
新しいエキゾーストとディフューザーを試し、僕らにとって2回とも重要なセッションとなった。テクニカルな問題は発生せず、おかげで予定していた多くのプログラムを終えられたので、次はどの方向に進んでいくかを決定することができる。ニューパーツの評価テストをしていたために、バランスの作業はほとんど行えなかった。また、新しいエキゾーストとフロアについて可能な限り把握するための作業に集中していたので、通常なら行うはずの燃料を多く搭載したロングランもできなかった。気温がかなり低かったにもかかわらず、ピレリのソフトタイヤの温まりはとてもよかったから、その点では全く問題がなかった。ふたつのコンパウンドの違いもいつもどおりだった。フロアをどうするか、天候がどうなるのかについて検討するため、多くの作業を行う必要がある。今日がドライコンディションだったのは良かったが、予報によると明日から2日間は今日ほど天気がよくないようだ。
ビタリー・ペトロフ フリー走行1=11位/2=9位
今日の内容には満足している。多くの空力テストを行い、数多くのセットアップも試せた。このサーキットは初体験だったので、コースを学習し、どのようにドライブするか理解するための時間が必要だった。セットアップに関しては、2回目のプラクティスでラジエターからの漏れのトラブルにより多少走行時間が奪われたものの、いいクルマまでそれほど遠い状態ではない。ソフトタイヤは以前経験した時よりもグリップが増している。全体的にクルマの前進に満足している。