メルセデスが、マクラーレンのテクニカルディレクター、パディ・ロウを引き抜こうとしているとの報道がなされている。メルセデスはマクラーレンのスター、ルイス・ハミルトンを獲得したばかりだ。
Telegraph Sportは、パディ・ロウがメルセデスに移籍する可能性があると報じた。月曜夜、同紙の取材に対し、マクラーレンはノーコメントの姿勢をとったということだ。
このうわさはドイツのSport Bildが最初に報じたとTelegraphは述べている。
月曜、ウイリアムズのエグゼクティブディレクターであり株主のトト・ウォルフのメルセデス入りが発表されたが、ウォルフは以前ロウをウイリアムズに加入させようとしており、現在はメルセデスのために彼を獲得しようとしていると報じられている。
しかしメルセデスF1チームの技術部門にはすでに、ジェフ・ウィリス、アルド・コスタ、ボブ・ベルなど、多数の有力メンバーがいるため、さらにロウが加入し、新体制が混乱せずうまく機能するのかどうか疑問もあると、Telegraphは記している。