19日に行われたル・マン24時間耐久レースのフリープラクティスを前に、パーツの差し押さえにあっていたロータス・プラガLMP2チームだが、同日ル・マン市内の裁判所で行われた審理の結果、差し押さえが解除され、レースに参加できることになった。
ロータスLMP2チームは、フリープラクティスを前に裁判所によってサスペンションやギヤボックス、ステアリング等を、T128をデザインしたドイツのアデスAG・エンジニアリング・コンサルタントが起こした訴訟によって起こされたため、フリープラクティスの序盤を走行できなかった。
しかし、ル・マン市内で15時から行われた審理の結果、アデスが架空の請求書を法廷に提出したと主張。その結果、裁判所はチームの主張を認め、主要パーツの差し押さえが解除され、サプライヤーがステアリングをチームに戻し、31号車からフリープラクティスの終盤にコースインした。
32号車はトラブル箇所があったためフリープラクティスで走行ができなかったが、予選2回目に登場。ただ、タイムはマークできていない。