ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグが、ロータスのレースシミュレーションに注目、E21のペースはとてもいいと語った。
バルセロナテスト最終日は雨に見舞われたものの、前日にロメイン・グロージャンは66周におよぶフルレースシミュレーションを行った。この中には24周におよぶスティントも含まれていたが、グロージャンのペースは非常に速く、安定していた。
ロータスの速さにはライバルたちやメディアから注目が集まっており、ヒュルケンベルグも「ロータスはすごくよかった」と木曜夜に述べている。
「僕らのプログラムとは同じじゃないし、彼の燃料量はその時には少なくなっていたのかもしれないから断言はできない。でも悪くない」
「去年の冬もここで彼らはタイヤの持ちと安定性の面でよかったのを覚えている」
「自分のタイヤのフィーリングからして、(グロージャンのあのスティントは)悪くない」
ライバルたちがロータスのペースに着目するなか、チームプリンシパルのエリック・ブーリエは、慎重な発言を行っている。
「(マシンパフォーマンスに)自信は持っているが、まだ満足していない」とブーリエ。
「次のテストで皆がメルボルン仕様のマシンを走らせる。だから来週のテストの状況を見てみよう」