FIAは、アメリカGPのフリー走行1回目に起きた医療用ヘリコプターのトラブルによるセッション中断の原因を明らかにした。
当初、金曜日の9時(現地時間)から予定されていたフリー走行1回目は、早朝からのひどい濃霧によって遅延が繰り返され、9時40分から60分のセッションに変更されることになった。
しかし、40分の開始から15分が過ぎたところで突然赤旗が提示されると、セッションはその後30分近くにわたって中断を余儀なくされた。
これは、医療用ヘリコプターのトラブルによるものだと当時明らかにされ、替わりのヘリコプターをオースティン市内から呼び寄せる事態となったが、トラブルの要因となったのはヘリコプターのアンテナ故障だったという。
このアンテナの故障で医療用ヘリコプターはタワーとの交信ができなくなり、替わりのヘリコプターが必要になったとされている。