12月11日から14日まで福岡で開催された福岡モーターショー2009では、話題の新車のほかに、『10万ルピー車』として世界中で話題となったインドのタタ・ナノが展示された。
このタタ・ナノは、F1ウイリアムズのスポンサーも務めるインドのタタ社が、国民車として開発したクルマ。販売価格は日本円で20万円ほど。ニュースでも大きく取り上げられたせいか、開幕から多くの観客が注目していた。
気になる内部は、徹底的に簡略化された質素なもの。ミッションは4速マニュアル。メーターはセンターに配されている。リヤシートは倒された状態だったが、確かに4人乗るには十分かも……? ちなみにこのタタ・ナノは日本での市販は予定されていない。
また、今回の福岡モーターショーの日産ブースには、東京にも展示されていたバネットがベースの『みんなのタクシー』が登場。「どんな人でも気軽に外に出られるように」がテーマのユニバーサルデザイン。
東京に劣らない活気の中、福岡モーターショーは4日間の会期を終了した。